2017年07月14日

閑話『ミカヅキの航海』

普段聴くのは殆んど洋楽で、邦楽は無関心に近いのですが、以前から気になってたアーティストがアルバムを出したので聴いてみました。

さユり『ミカヅキの航海』

そして感銘を受けました。いや、違うかな、忘れていたことを思い出した。もしくは忘れていたということを気付かされたという感じでしょうか。

この少女は作詞作曲の上、ギターを弾きながら歌うんですが、あの歳であそこまで上達するには将棋だったら奨励会に入ろうかというぐらい練習してるんですよね。絶対。
十代の多感な時期を歌とギターにひたすら打ち込んで、自己表現に変えたんだから、その歌が人の心に響かないはずがありません。

歌詞も歌も青臭くて、はっきり言って恥ずかしいような部分もあるけれども、だからこそ思春期の不安で仕方ない心の内側がよく感じられます。
僕も昔は子供だったし、たしかに形は違えど彼女のようなことを考えていました。
それがいつからかずっと心が揺らがなくなりました。
それを人は『大人』なったと形容するかもしれないけれど、そしてそれが悪いことだとも思わないけれど、だからと言って、若者特有のそういう危なげなほど脆い感情を、全否定して、上から意見してはいけませんよね。
僕はいつの間にか『大人』として子供たちに接していたんじゃないかと思ったわけです。

子供の気持ちを真に理解せず、一体何を教えようというのか。そんなの子育てもクソもあったもんじゃないですよね。

最後に一番印象的だった歌詞の部分を抜粋。

死にたい、と、生きたいの
間で何度も何度も迷いながら

個人的にこのアルバムは椎名林檎を遥かに上回っている出来栄えと思いますのでおすすめです。とくにぼくのようにオッサンになってしまった方。若者の気持ちを思い出してみませんか。

オススメ曲
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posted by 鉄空 at 00:00| Comment(0) | 日記・その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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