2019年01月03日

強くなるには

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皆様明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

新年一発目ということと、コメント頂いたこともあって、今回はコラムのようなものを書いてみたいと思います。
あくまでも僕個人の考えであり、正解や真実ではありませんので、その辺りご理解くださいますようよろしくお願いします。

将棋が強くなるにはどうしたらいいですか?

ありがたいことにこういう質問を頂くことがたびたびあります。それはそれだけ家の子が認められたということでもあるので大変嬉しいです。ありがとうございます。
しかしながら上には上がいるのも事実で、実際のところこの疑問はやはり僕もずっと胸中にあります。どうやったら子供達はもっと強くなれるのか。雪風が将棋を初めて以来、これはうちの夫婦間でも永遠のテーマとして定着してしまいました。

もちろん最初の頃は独自に色々と調べたりしていました。一番手っ取り早いのはプロの先生に聞くことだと思い、会う人会う人に色々とお話を聞かせて頂いたりしました。
そしてたどり着いた答え、というか殆どの先生が言葉は違っても言うのは、

『将棋をやれ』

という事です。
もうほんと、この一言に尽きます。
何でもいいからとにかく将棋をやる。実際プロの先生は殆どが実践してきているようです。
ですがこれ、言うのは簡単ですがやるのは(やらせるのは)凄く難しい。これは同時に将棋以外のことはやるな、ということでもあるからです。

実際にこれまで見てきた感じ、これがもう本当に、嘘みたいに将棋しかしない子、というかそういう風に見える子、というのは確かにいますし、やっぱりそういう子は強いです。
しかし逆に言えばそれだけ人間としては能力が偏っているという事でもあり、凄くピーキーな面を抱えているのは否めないよう感じます。
うちでも雪風よりも零戦のほうが将棋に向いていると思うのですが、あからさまに零戦の方が心が弱いです。
実際に零戦は常時ではないにしても、ストレスからチックの症状がでることがあります。

以前、雪風が伸び悩んでいる時期があって、井上先生に相談させて頂いた事がありますが、その時、井上先生が『雪風君、将棋は好きか?』『好きなら大丈夫』と仰ってくれたことがありました。

井上先生はたくさんお弟子さんがおられて、加古川では奨励会の子を見かけることも多いのですが、とてもじゃないですが全員が全員将棋を楽しんでいるようには見えません。特に年齢が上がった子達はもう本当に限界ぎりぎりのように見えます。あくまでも僕個人の感想ではありますが。

まあそんな上のレベルではないかも知れませんが、これまで加古川に通わせて頂いて、そういう心の問題や、モチベーションの低下から将棋を指さなくなってしまった子を何人も見てきましたし、実際現在進行形でトップ集団を形成している子供達はそういう意味で危うい子が多いように思います。

将棋を好きでい続けること、というのはそんなに簡単な事じゃないんです。

話が長くなってきたのでそろそろまとめに入りましょう。
強くなるためには少しでも将棋をやる事が一番で、その方法はさして重要ではない。
本当に気にしないといけないのは、本人の心の健康であり、勉強法がどうこうというのはあくまでもモチベーションを向上させる為の手段であって、その効率を吟味できるほどの余裕は人間の心には存在しないのではないか、と。

親は子供が将棋を好きでいられるようにこそ注力すべきで、子供が少しでも喜んでやる勉強方法こそが最善。(または喜んで勉強するように誘導するのが最善)

というのが現在の僕の考えであり、教育方針でもあります。

最後にですが、将棋をしてると明らかに理数系は伸びるように感じますね。
ですが小学校の低学年の算数は逆によく間違うでしょう。あれは数学ではなく問題文を読む国語に近いので、計算が得意なほど早合点してしまうようです。
これも面白いことに、終盤型のほうが文章問題は間違いやすい傾向があるように思います。序中盤、というか大局観型だとあまり困りません。空気が読めるのかも知れません。
まあそれも、個人の性質であって、どっちが良いとかそういう類の話ではないように思いますのでご参考までに。


posted by 鉄空 at 00:00| Comment(0) | 日記・その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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