10月8日に行われた表題の大会に参加してきました。
零戦はB級(初段二段格)雪風はA級(無差別)でのエントリー。
将棋を初めて足掛け数年、ついに雪風は無差別級で戦えるようになりました。
先はまだまだ長いもののとても感慨深いです。
ここまで来る間にたくさんの子に抜かれてしまいましたが、それでもそれよりもずっとたくさんの子を抜かしてきたのも事実です。悪いことばっかり考えてないで前向きに行きましょう。
さて、会場を見渡すと見知った顔ばかりでした。
本日は祭日で土日の道場と被らないので加古川勢はその多くが参戦しているようで、大阪将棋会館の子の姿も見受けられました。
当然その強さも大体は把握できているので、かなり高レベルな大会となる予感しかしません。
僕はと言えば、子供たちがエントリーを済ませて対局している間に僕は高砂の街を散策しました。
地元からそんなに遠くというわけではないのですが、高砂って近寄ることがあんまりないのでほぼ初見で、色々と目新しかったので楽しかったです。
めっちゃオサレなガーデニングショップがあったので、ふらりと立ち寄って小ぶりなガジュマルを買いました。
人も植物も手間暇かけてやれば立派に育ちます。
ですがこの手間はともかく『暇』というのが実に難しいんですよね。
たとえ結果が出てなくても何も手を出さずに見守るということをやる。
これが存外難しい。
どんなことでもそうですが『やる』というのは『やらない』というのと同意です。
楽器なんかも音を鳴らすのは簡単なんですよ。もともと音がなるように、そういうふうに作られてますからね。難しいのは、いかに余計な音を鳴らさないようにするかという事。
何をしないようにするか、それを慎重に選ばないといけません。
なんて小難しそうなことを書いて適当に尺を稼いだので大会の結果発表。
雪風は1勝3敗。零戦は2勝2敗。
二人とも入賞ならずでした。
まあ、わかっていたことなんですけれでも残念です。
それでも全敗じゃなかったのはがんばったと言えなくもないと思います。
かなり厳しい手合だったはずですからね。
あと完全に余談なのですが、大人が出場する大会ですので棋力を低く申告してエントリーする輩が今回もやはりいまして、加古川で高段の人がC級でエントリーし、適正棋力でエントリーした1級の子供に負けていたと子供たちが言っていました。
どのクラスでエントリーするかを決めるんじゃないんです。
どのクラスでエントリーしないかと選ぶ。
それが大事なんだと思いました。